お上から下しおかれる金じゃ、ありがたく受け取れ
どうも民主党がすることは高圧的でお上意識が強いように感じる。
児童手当にしても、税控除型にすれば地方自治体が新たな手間と費用を負担することもないのに、わざわざ給付金とするのは「民主党が下々に下し与える金じゃ、ありがたく受け取れ。」と言う時代がかった意識があるような気がする。手間暇かけて受け取らせれば、それだけ意識に残りありがたく思うだろうと言うわけだ。(これは昨年の給付金でも同じではあるが・・・・。自民党も民主党も体質は同じと言うことだ。)
これに対して控除の新設では、毎年提出する紙切れ一枚の扶養申告書に一項目書き加えるだけですむので、受け取る側の有り難みが減ると考えているのだろう。民主党のそんな体質のせいで給付金原資の幾ばくかは事務経費として失われる。
控除にすれば掛けずに済む費用を、党利党略のためにわざわざ掛けさせる。なんと無駄なことか。それこそ仕分けに掛けるべきだ。
また、首長が民主党支持を表明しない地方自治体からの陳情は受け付けない、あるいは政治献金をしない企業や団体からの陳情や誓願も受け付けないと表明するなど、民主党は、官僚以上にお上意識が強く、自民党以上に金権意識が強い。
このままでは日本の民主主義は一体どうなるのか?
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