地方空港赤字の原因
関空を含めた地方空港赤字の3大原因
1.地方経済の沈滞。(東京集中で地方の大企業人口が減少していること、及び地方企業の出張経費節減。)
2.JRの営業努力。(JRは航空路線対策の営業に懸命である。)
3.高速道路無料化。(これは多くの地方航空にとって、とどめをさされるに近いだろう。地方中小空港から主要空港に客が流れるのは不可避だ。)
追記(2009/12/07);
一番の問題は、航空会社と空港の営業努力が不十分なことだろう。現状では、JRに営業活動で完全に負けている。
採算が悪いからと言って便数を減らせば、さらに利用客が減少する。これは地方の公共交通機関で過去に証明済みのことだ。これを運行経費の削減や公費援助で便数を増やす事で打破した地方公共交通は採算が改善している。減便に走る航空会社や、それを黙ってみている空港運営主体は20年前の地方公共交通と同じ道をたどっているのだ。
空港運営主体も、運行経費の安い航空会社に公費援助をして便を誘致する努力ぐらいはすべきだ。
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