航空業界;大手のピンチは中小のチャンス
航空業界は、大手が地方路線からの撤退に追い込まれる一方で、中小航空会社が空いた路線に就航する形で路線拡大を続けている。
利用客が少ないローカル線でも、購入費が安く運航費も安い小型・中型機を主力とする中小航空会社にとっては採算が取れる。また、便数を増やすことで利便性を高め、利用者がさらに増える形も出ているようだ。特に騒音が低いターボプロップ機は、便数が増えても騒音苦情が出にくい。都市型空港と地方空港を連絡するには最適だ。
これは一方で空港の利用促進とも関連している。便数が少なく利便性が悪い空港は利用者も伸びない。小型機でも便数を増やすことが重要なのだ。地方空港は大手のジェット機の就航がステータスを上げるなどとは考えず、中小の小型機で便数を増やすことを考える方が良い。
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