官僚と国会議員とどちらが信頼できるか?
官僚と国会議員とどちらが信頼できるか?
私の答えは「どちらも同じように信頼できない」だ。
官僚の汚職も多いが国会議員の不正行為も多い。さらに国会議員が政治献金を受けて、官僚に無理難題を押しつけることも多い。
公務員制度改革によって高級官僚の人事権を内閣が握るようなると、与党国会議員は今以上に無理難題を押しつけやすくなる。「党の有力者に訴えて昇進できなくするぞ」、あるいは「左遷するぞ」と言えるからだ。国会議員が諸手を挙げて賛成するのも当然だ。
各党もマスコミもこの面には口を閉ざして、いい事ばかりのように宣伝している。そして多くの国民もそれを信じ込んでいる。しかしこの制度改革によって、国会議員が官僚に対して不当な圧力をかける事例は増えるだろう。
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