ワンマンの末路
長年ワンマンとして大企業に君臨した経営者が、不法行為や脱法行為で晩節を汚す事は多い。キャノンの会長で経団連の会長でもある御手洗氏もその道をたどっているようだ。
ワンマンとして周辺をお気に入りの部下で固めると、次第にイエスマンばかりとなり諫言するものはいなくなる。そして献金している国会議員や地方議員に低姿勢で接されるようになると、何事も思うままにして良いような気になり、多少の逸脱行為も国会議員に一言言えば隠蔽できると思い込んでしまう。
その結果、次第に社会規範に対する逸脱行為が脱法行為、そして違法行為になってゆく。最後には部下に当然のように違法行為を指示し、ついには隠蔽しきれなくなって社会から退場を強要される事になる。大賀氏も退場を余儀なくされる日が目前に迫ってきている。
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