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February 2009

February 25, 2009

ワンマンの末路

長年ワンマンとして大企業に君臨した経営者が、不法行為や脱法行為で晩節を汚す事は多い。キャノンの会長で経団連の会長でもある御手洗氏もその道をたどっているようだ。

ワンマンとして周辺をお気に入りの部下で固めると、次第にイエスマンばかりとなり諫言するものはいなくなる。そして献金している国会議員や地方議員に低姿勢で接されるようになると、何事も思うままにして良いような気になり、多少の逸脱行為も国会議員に一言言えば隠蔽できると思い込んでしまう。

その結果、次第に社会規範に対する逸脱行為が脱法行為、そして違法行為になってゆく。最後には部下に当然のように違法行為を指示し、ついには隠蔽しきれなくなって社会から退場を強要される事になる。大賀氏も退場を余儀なくされる日が目前に迫ってきている。

お笑い番組の影響?

ここのところ立て続けに起きている政治家の失言。発言した状況がよく分からないものもあるが、どうも聴衆の笑いをとろうとした発言ではないかと思われるものが多い。これはお笑い番組の影響ではないだろうか。

ばかばかしいバラエティー番組や、ユーモアやウイットではなくバカな台詞や行動で笑いをとろうとするお笑いタレントたち。そしてそれをもてはやす視聴者たち。世の中のそんな風潮に乗って、政治家たちもバカな発言で手軽に笑いをとろうとする。それが続発する失言の背景だろう。

「お」が付くバカはかわいげがあるが、付かないバカは鼻つまみになるだけだ。

February 24, 2009

与党にはなりたいが首相にはなりたくない(政治家たちの本音)

「与党にはなりたいが首相にはなりたくない」これが今の永田町の空気だろう。麻生氏がいかに不人気になっても、自民党内からは誰もポスト麻生に名乗りを上げないし、民主党も小沢氏ははっきりと逃げ腰で、幹部間で次期首相の座を押しつけ合っている様子が歴然として見える。

現状では誰がなってもすぐには国民が満足する状況を生み出すことはできない。その一方でマスメディアは政権を声高に非難して国民の人気をとろうとするだろう。それならば、しばらくなりを潜めて景気回復の兆しが見えるのを待つのが得策と考えるのが当然だ。景気が回復し始めれば、後は誰がやっても成果をあげたように見えるだろうから。

民主党の本音は、総選挙を引き延ばして9月までに景気回復の兆しが出てほしいということだ。だが、おそらくそれはかなわないだろう。この不景気は1年や2年では回復するとは思えないから。自民がダメなら民主で、そして民主がダメならマスメディアと国民はどうするのだろう?

February 20, 2009

小泉郵政民営化の闇

郵政民営化に関する疑惑が次々と明らかになってきている。

郵政民営化の実態はいったいどんな物だったのか。特定の人たちに莫大な利益を与えることが真の目的ではなかったのか。あれほど郵政民営化にこだわった小泉氏に、大もうけした人たちから闇の資金が環流したのではないのか。手放しで小泉改革を賛美したマスコミにはそれを究明する責任がある。

他の改革にも同じ事は言える。マスコミはすべてを解明するべきだ。

February 17, 2009

日本が最悪、バブルショック

バブル崩壊の影響は、先進国中では日本が最悪だという構図が明らかになってきた。去年の夏から秋にかけては、日本への影響は軽微であると専門家が口を揃えていたにもかかわらずだ。やはり専門家の予想は自分の都合に合わせた希望的観測に過ぎないようだ。

それにしても、今回の不況の深刻さは日本の不動産バブル崩壊後を遙かに上回っている。あのときは今回のように根深い雇用不安は無かった。あれ以後に進められた改革開放によって、簡単に首を切れる雇用環境が定着し、企業が簡単に人員整理を行うようになったからだ。また、メディアがもてはやした物言う株主が、内部留保を減らし高配当をつけるよう企業に要求し、自己保身に走った経営者たちはそれに従った。

その結果、企業は人員整理をせずに持ちこたえる体力を失った。かつては2~3年の赤字は持ちこたえるだけの内部留保を持っているのは大企業の常識だったが、それが今は非常識となっている。体力が無くなった企業がすぐに人員整理を行うので、不況になると失業の不安が社会に蔓延する。そうなれば、労働者は生活防衛のため消費を抑えて貯蓄を増やすのは当然の成り行きになる。

そうなれば、金額が張る大型消費財が真っ先に買い控えられる。自動車が売れず、不動産が売れないのは当たり前だ。それを避けるためには不況になっても失業の不安が少ない企業体質にしなければならない。派遣や短期間雇用の弊害を直視し、失業不安が少ない雇用体系そして企業体質への転換を図るべきだ。

派遣労働の禁止は失業を増やすという考え方は本末転倒だ。

February 16, 2009

最悪の組み合わせ

海外出張経験者ならよく知っていることだが、時差ぼけ+市販風邪薬+飲酒は、頭をハッキリさせておきたいときには最悪の組み合わせだ。特に日本時間の深夜から夜中になるときは必ず眠くなる。

その点で中川氏には同情できるという人も多かろう。しかしその組み合わせでは、眠気で朦朧となりかねないことを予想できなかった点で、想像力不足あるいは危険予知(KY)不足と非難されてもやむを得ない。眠くならない風邪薬と目覚まし用のカフェイン剤を医師に処方してもらうべきだった。

February 15, 2009

漫画を読むと頭が悪くなる

私たちの世代は、「漫画ばかり読んでいると頭が悪くなる」と親にしかられながら育ったものだ。もちろん、「漫画ばかり読んで勉強をしないと」の意味なのだが。

麻生氏もそういわれた世代の内だろうが、彼の頭の悪さを見ていると親の言うことは本当だったのだと今更のように思う。漫画ばかり読まずに、たまには教科書や文学やその他の名著も読みましょう、少年たちよ。そうしないと、大人になって麻生氏のように恥ばかりかくことになりますよ。

February 14, 2009

小沢・クリントン会談

逃げ回っていた小沢氏がやっとクリントン米国務長官と会見する事になったようだ。

外交音痴(行政もだが)の小沢氏は当初国務長官との会談を拒否していたが、党内外からの批判を受け考えを変えたものだが、他国の首脳や高官に対する非礼は今回が初めてでははない。日本の首相になるつもりが有るならば、外交儀礼を尊重することの重要性も覚えるべきだ。

もっとも米国のバブル崩壊後の、総選挙に対する小沢氏の発言のぶれぶりを見ても、首相になることに対して腰が引けているのは明らかだ。今は誰が首相になってもうまくいかない。景気回復のめどが付いてからにしたいというのが本音だろう。

February 10, 2009

食品偽装、日本も中国も大差はない

汚染米転売の関係者が逮捕されたそうだが、食品偽装については日本も中国も大して変わらないようだ。

いくら厳重な生産管理をしていても、意図的なごまかしが行われればどうしようもない。まして日本では昔から取引では信頼が重要だと考えられてきた。それにもかかわらずこのようなごまかしがまかり通るのは情けないことだ。商業道徳の乱れは日本も中国も違いはないらしい。

ただ、一つだけ違いがある。日本ではせいぜい数年の懲役(それも執行猶予付き)の刑にしかならないだろうが、中国では死刑もあり得るということだ。日本でこうしたごまかしがはびこるのは、露見した場合のリスクが低いからかもしれない。

かつてはごまかしをするのはプライドが許さないという人たちが尊敬を集めたものだが、今は手段を選ばずに金を儲けた人が勝ち組ともてはやされる。それを嘆かわしいと言えば負け犬の遠吠えとけなされる。この点は中国も日本も同じだ。

このようなごまかしは時代が作る犯罪なのだろう。

February 08, 2009

公務員削減はどこへ行った?

去年の夏までマスコミがあれほど声高にに叫んでいた、「公務員削減」への「国民的な要求」はどこへ行ったのか?

一般国民が状況の急変を予見できなかったのは無理もないと甘い目で見るとしても、マスコミが口をぬぐってそしらぬ顔を決め込んでいるのは卑怯としか言いようがない。マスコミにはこの状況が続くのか続かないのか、続くならば結果がどうなりうるのかを予見して、一般に周知させる義務がある。

小泉人気をあおり、さらにその尻馬に乗って「民営化による効率改善」、「公務員制度改革」による人件費コストの削減を叫び、国民的ヒステリーをかき立てた責任をどう感じるのか。「民営化」とは公務員を民間人に身分変更することでいまだに大きな勢力を持つ官公労や自治労から切り離し、解雇による人員削減を容易にすることで人件費を減らしてコストを下げることであり、「公務員制度改革」もその主目的は民営化と公務員の解雇をしやすくするためのものだ。

(補足;もう一つの目的は資産を持つ事業を切り売りし、国庫収入とするとともにハイエナやハゲタカを肥え太らせることだ。)

投機家は予測を誤れば損害を抱え込まなくてはならない。しかしマスコミは口を閉ざして横を向いていればなんの責任も負わずに済む。「言論の自由」の名の下に無責任な言動を続けるマスコミは、それによってまだまだ利益を得続けることだろう。

麻生首相の口は良く滑る

舌がよく滑るのは弁舌さわやかで良いことだが、口が良く滑るのはいただけない。軽度のスリップ事故も、度重なると大事故につながる。

どうも閣僚や首相に就任すると軽率になる人が多い。高い地位につくことで、知性も上がったと勘違いする人が多いのだろうか?

それに加えて、最近は各党の幹部に演説もへたくそな人が多い。かつては名調子でならした人が大勢いたものだ。浅沼稲次郎、一万田三郎、春日一幸など名調子で声の通りもよく、討論の相手が敬遠したがる人が何人もいたのだが。


追記;それにしても、郵政民営化に反対して惨敗した政党が、偉そうに「天につばする」などと批判するのは筋が通らない。首相の発言を歓迎するなら物の道理というものなのだが。やはり反対するための反対という野党の体質は変わっていない。

February 05, 2009

ネズミ講と投機バブルと、寿命を迎えた恒星には共通点が有る

ネズミ講と投機バブルと、寿命を迎えた恒星には共通点が有る。

それは無限に膨張することは理論的に不可能で、膨張が止まると一気に崩壊する事だ。そして、膨張が急速で大きいほど崩壊は急激になる。恒星が小さければ崩壊は緩やかで後には白色矮星や中性子星などが残る。しかし恒星が大きければ崩壊後は超新星爆発となり、後に残るのはブラックホールだ。これは、ネズミ講や投機バブルの崩壊後に残るものとよく似ている。

火傷するアイロンは欠陥商品?

電気アイロンで子供が火傷することが多いと問題にしようとしている人たちがいるようだ。しかし我々の世代から見ると、それは安全ボケとしか言いようがない。

そもそも、アイロンは熱くして使用するものであり、使用後もすぐには冷えない。だから、使用後のアイロンは安全な場所で冷やしてから収納するのが当たり前だった。熱いまましまい込めば、火災やコードの絶縁体の劣化によるトラブルが起こることも常識だった。そして、危険を理解できない乳幼児がいる場合は当然、ふれることができない場所においてさましたものだ。また、3~4歳になれば親がアイロンがけするのを見て、あるいは手伝って、不注意にさわると火傷をして痛い思いをする事を知るようになった。

今は耐熱性があるプラスチックケースが付属して、すぐに収納できるものもあるようだが、アイロンは基本的に不注意に取り扱えば危険なものだ。安全装置に頼りきるのは、安全ボケしてかえって危険が多い。それは、換気扇やストーブの事故についても同じ事だ。

絶対に故障しない装置はあり得ない。安全装置に頼ろうとすると、安全装置に異常がない事を監視する装置が必要になり、それを監視する装置がさらに必要になり、ときりがない。基本的にどのような危険があるのかを幼い頃から学習させ、使用に当たっては使用者自身の注意が不可欠だということを覚え込ませること以外に、根本的な解決策はない。

February 04, 2009

経営効率化で企業体力が低下?

大企業の人員整理に関する報道が続いているが、これは経営効率化によって企業体力が低下してということなのだろうか?

かつての大企業は2~年の赤字を、人員整理無しに乗り越えるだけの企業体力を持っていた。これはそれに必要な内部留保を持っていたからなのだが、今は物言う株主たちの要求に応えて配当を増やした結果、内部留保が少なくなっているのではないだろうか。

内部留保が多いということは資金の回転が悪い事につながるので、物言う株主たちは経営効率が悪い、配当性向が低いと経営者を非難する。非難された経営者は保身と株価下落の回避のため、内部留保を取り崩して配当する。そうして内部留保を減らした結果が、ちょっとした不況に耐えられない情けない体力ということかもしれない。

もっとも、物言う株主たちは従業員の生活などどうでも良いと思っているので、配当を減らすよりも人員整理をせよと要求するのだろう。その結果、配当を減らすためには人員整理をしなければならないということでもあるのだろうが。

いずれにしても、大量人員整理はアメリカ流効率経営の産物だ。経済界には、アメリカ流を世界標準だとして崇拝する人が多いのでこうなるのだろうが。

税金が政治に垂れ流されている現状をなんとかしたいもの

国会の状況を見ていると、毎日多額の税金が空費されていることに怒りを覚える。だらだらとして意味のない質疑で毎日が過ぎてゆく。

こんな国会なら、議員歳費を大幅に削るか無くしてしまえばいい。あるいは、国会でどれだけ中身がある審議が行われたかを見て、毎年国民投票で歳費を決めるのもいいかもしれない。また、議会職員も整理すべし。のんべんだらりと毎日を過ごしている国会関係者に、庶民がおかれた状況を実感してもらうためにも。

もう一つ、議員たちのお手盛りで作られた「政党助成金」という訳のわからない支出も無くしてもらいたいものだ。今の国家財政状況では、こんな不明朗ででたらめな支出は許されるべきではない。

February 02, 2009

民主党はどこへ行った?

このところ民主党がなりを潜め始めている。選挙だ政権奪取だと気勢を上げていた民主党は一体どこへ行ったのか?

まさか現下の状況を見て、小沢氏を始めとする党幹部たちが今政権を取るのは得策でないと身をひき始めたわけではあるまいに。自民・民主のどちらが次の政権を取るにしても、この経済状況では2年ほどは誰が政権を取ってもうまくいくはずがないのは明らかだ。それを見た小沢氏たちが、しばらくたって経済が回復軌道に乗ってから政権を取る方が得策と判断して、政権奪取の意欲をなくしたのでなければよいのだが。

もし意欲を無くしたのだとすれば、敢えて火中の栗を拾った福田氏ほどの勇気(男気か?)がないことになる。そんな根性のない人たちには国政を任せるわけにはいかないからだ。

政府発行紙幣は日本の威信を失わせる

自民党が政府発行紙幣を検討し始めたという報道が流れた。歳入不足を政府独自の紙幣発行で補おうというのだろうが、一体何を血迷ったのか。一国の通貨の信用は政府から独立した中央銀行が厳密なルールに基づいて発行することによって保たれる。これは国際的なルールだ。

もし政府が政策上の都合で好きなように紙幣を発行し始めれば、それは日本の通貨に対する国際的な信用を失わせ、円は暴落するだろう。そしてそれは酷いインフレーションを引き起こすし、最終的には日本国家そのものに対する信用も失なわせる。だから、政府発行紙幣など認めるわけにはいかない。

日本の威信云々を言うならば、政府発行紙幣など論外だ。

February 01, 2009

麻生氏は言語障害?

麻生氏の漢字読み間違いは日本の指導者としては恥ずかしい限りだ。しかし間違え方を見ていると、言語障害を抱えている可能性があるのではと思う。

従来から、しゃべる際に顔がゆがむので顔面神経痛が有るのだろうと思っていたが、読み間違いの多さとあわせると軽度の脳梗塞にかかった事があるのではないだろうか。その結果が顔面の不随意的な動きと、軽度の言語障害と考えると理解できる。つまり、麻生氏の読み間違いは漫画ばかり読んでいたせいではなく、身体的障害のせいなのだ。

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