次の選挙、消去法で伸びるのは共産党?
次の選挙、投票したい政党が見あたらない。
党内がバラバラで一致して世界大不況に立ち向かおうという危害が見えぬ自民党。低所得者や非正規労働者の救済も、経済対策も選挙目当ての材料としか見ない民社党。同じく選挙を気にして主張がふらふらしている公明党。相も変わらず党首がピンぼけの発言を繰り返す社民党。こう見ていくと、減点が最も少ないのは特段何もしていない共産党だ。
だからといって、次の選挙で共産党が急に伸びるとは思わないが。
しかし今の世界情勢を見ると、一度社会主義の根本理念を見直してみる必要はありそうだ。もちろん、一党独裁で堕落したソ連式共産主義のことではない(すべての体制は腐敗すると喝破した創立者の言うとおり、ソ連式共産主義体制もやはり腐敗したのは皮肉なことだ)。イギリスで発生し北ヨーロッパで発展した社会民主主義の流れのことだ。
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