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July 2008

July 31, 2008

野球部員の不祥事

まじめにやっている子がかわいそうだと、温情主義が蔓延る。

結果、不祥事は増加の一途をたどる。

July 30, 2008

日本農業のコスト高の原因

日本の農業はコストが高く、それが食糧自給率の低さの原因とも言われる。

しかし、日本の農業のコストを押し上げている大きな原因の一つとして流通合理化があげられる。流通合理化の手段として自動機械による取り扱いが普及し、自動機械による取り扱いが容易になるよう形や大きさが揃っていることが要求されることになった。そして、自動機械での取り扱いに適さない形状のものは規格外として、市場での取り扱いさえされないようになった。この為、生産農家は手間暇をかけて規格に適合するものを生産せざるを得ないようになった。これが農業の生産コストを押し上げているのだ。

一方で、規格化された作物に慣れた消費者も、色や形が揃ったものでなければ傷物として買わなくなっている。これも規格化された作物しか流通しない原因となっている。

流通業者だけでなく一般消費者も頭を切り換え、農業のコスト削減に協力すべきだ。

July 29, 2008

都賀川増水事故

増水で子供たちが流された事故があった都賀川は、私もよく知っている。

神戸のこのあたり、芦屋市から神戸市中央区にかけては市街地の幅が2kmほどしかなく、山から出た川は100m程の標高差を一気に流れ下る。どの川も普段は水量が少なく、川底を階段状にして流れを弱めてあるため、子供たちの水遊びに好適だ。しかし一旦増水すると滝も同然の激流になる。何年も前になるが、都賀川の上流で増水状態の流れをを見た事がある。水深は2mはなかったかと思うが、流速は優に20m/秒を超えており、ここに落ちれば2分とかからずに海まで流されると思ったほどだ。

今回は保水力のない山麓の住宅地の狭い範囲で非常に激しく降り、一気に川に流れ込んだもののようだ。そして、川では水深が増すにつれ流速が増えるので、先端で累積して鉄砲水になったのだろう。また、増水につれて加速する事を考え合わせると、上流で増水し始めてから事故が起きた場所に到達するまでは何分もかからなかったことだろう。

今回の事故の原因として、増水警報装置がなかった事をあげる専門家もいる。しかし、今回のような市街地の急流では、増水を検知してからの警報では間に合わない。むしろ、雨が降る前に警報を出す必要があるのだ。それをどのように行うべきなのか。

2kmほど離れた私の家のあたりでも、その時刻に30分ほど強い雨が降ったが、非常に激しいというほどではなかった。夏の雷雨では数百mも離れると降り方が全く違うことはざらにある。そのようなむらのある降り方を正確に捕捉して、的確な警報を出すには密度の高い観測網が必要だ。それを達成するために分単位で計測できる雨量計を配置するのか、100m以下の分解能で監視できる降雨観測レーダーを配置するのか。いずれにしても、技術的な問題とともに、費用の問題が立ちふさがるだろう。

今はまだ、雨の気配があれば川から上がるということを徹底することの方が、市街地の急流では現実的だ。

トヨタ神話にかげり

今年の始めから予想されていたことではあるが、トヨタの成長力の衰えがはっきりしてきたようだ。

ここしばらく、トヨタはダイムラーに対する対抗心をむき出しにして、大型化、大排気量化を推し進めてきた。しかし原油高によってその付けが出てしまった。特に大型化の最前線の米国での中・小型シフトによって、新工場の稼働のめどが立たないなど、深刻な打撃を受けている。

その一方で、新興国市場では現地メーカーの小型車に対抗できず、ここでも高級車への依存を高めてきた。しかし新興国市場での中心は、かつての日本がそうであったように小型大衆車だ。かつてのトヨタは、利益率は高いが利益総額の少ない高級車よりも、利益率は低いが総需要の多い中小型車を世界に送り出すことで成長してきた。そこでの競争力を失ったトヨタは(同じく大型化を推し進める日産も)、新興国のメーカーに追い上げられ、米国メーカーと同じ道をたどることになるのだろう。

大排気量・大型の高級車が、トヨタにとって白い象にならないことを祈りたいのではあるが、今後も自動車が日本経済の牽引車になるとは考えない方がよい。

July 24, 2008

ウナギも刺身も贅沢品だった

昭和30年代、ウナギも刺身も贅沢品で、庶民が日常的に食べられるものではなかった。それが所得向上と大量輸入で相対的に安価になっただけだ。

このような嗜好食品は少々値上がりしようが、輸入が減ろうが庶民が飢えるわけではない。だから大騒ぎする必要はない。

July 12, 2008

クマゼミの初鳴き(2008/07/12)

今日、クマゼミの初鳴きを聞いた。2~3日前に抜け殻を見ていたのだが、声を聞いたのは今年は今日が初めてだ。今年もやかましくて朝寝ができない季節が始まる。

July 09, 2008

食品偽装はブランド崇拝の産物

食品偽装が相次いで露見している。もちろん偽装を行う業者が悪いのだが、消費者にも責任の一端がある。
それは、消費者全般にあるブランド崇拝の風潮だ。今の日本ではブランド化や格付けが大流行している。一般には高級志向の表れと解釈されているが、実際はそうとばかりは言えない。
ブランド崇拝の根底には、消費者自らが判断する能力を持たなくなった事がある。自分で違いを判断できないため、他人による格付けや著名ブランドに頼ろうとする。そして、他人の価値判断に頼ることによって安心しようとするのだ。
一方で、消費者自身にも見た目が同じであれば偽物でもよいという考え方がある。だから偽ブランド品を、偽と知って平気で購入する者が多い。その風潮に販売者が染まるのはある意味当然といえるだろう。消費者には違いがわからないから、中身が違っていても問題はないというわけだ。
だから、食品偽装が横行する責任の一端は、違いの有無にかかわらずブランド品や格付けをもてはやす消費者にもある。

July 06, 2008

低支持率に安住する政治

内閣支持率は低いままなのだろう。と言うのも、最近は内閣支持率が話題にすらならなくなっているからだ。

始めから支持率を意に介していない福田氏だけならまだしも、各党、そしてマスコミすら現状に安住しているように見える。

特に民主党は政権を取る気が、本当にあるのかと言いたくなるほどだんまりを決め込んでいる。財政環境とも、現状の打破には国民や財界の反発を買う政策も必要なのだが、言い出しっぺが損をするのでまず現政権に言い出してもらおうと言うところか。選挙では反対を唱えて票を稼ぎ、政権を取った後は福田政権が敷いた既定路線だからとそれを実行するのだろう。

いずれにしても全く動きがない今の状況は、どの政党も、そしてマスコミも何も考えていないのではないかと言いたい。

July 05, 2008

格言

ハニカミ王子は今週も予選落ち。予想通りではあるが、ゴルフ業界の期待をまた裏切ったと言うべきか。

スコア向上のためドライバーの練習ばかりしているようだが、さる伝説のゴルファーの格言にこんなものがある。

「ドライバー イズ ショウ、パット イズ マネー。」

ドライバーショットはしょせん見せ物にすぎず、パットの善し悪しが成績に直結すると言うことだ。

王子、王子と持ち上げられてすっかり「のぼせ王子」になっているようだが、今の成績が自分の真の実力を示していると謙虚に考え、見せる技ではなく地道な技術の練習をするべきだ。

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