マイレージサービス
公務員や国会議員が、出張などで得たマイレージポイントを私用に使うことが批判されている。しかし社費の出張で得たマイレージポイントを私用に使うことは、民間でも普通に行われていてこれまで問題視されて事はなかった。
そもそもマイレージサービスは、航空会社が出張客の囲い込みのために始めたことで、どこの国でもポイントを私的に使うことは当然と見なされてきた。私が仕事で知り合ったアメリカ人も、海外出張でたまったマイレージポイントで、家族旅行をするのを楽しみにしていると言っていた。
国際標準だから(この言葉は嫌いなのだが)と言うわけではないが、民間会社で当然の権利とされていることを公務員だからと言う理由だけで不正利得扱いするのは公平を欠く。むしろ、マイレージサービスそのものを問題視すべきだろう。あるいは、マイレージポイントは所得として課税すべきなのだろう。
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