「後期高齢者」
政府、各政党、マスコミとも、この長寿者に対して無礼きわまりない用語の使用をやめるつもりはないようだ。
長寿者に対して早く死ねと言わんばかりのこの用語は、小泉氏の「痛みを分かち合う改革」の正体をよく物語っている。冷淡な性格で他者の痛みを知ろうともしない彼は、大きな声を上げない弱者に犠牲を強いる多くの政策をとっていた。そしていま、その結果が次々と露呈している。
しわ寄せを解消して弱者に苦痛を強いない社会を作るため、今は小泉改革を総点検し、実体(「態」ではない)が改悪であった部分について思い切った巻き戻しが必要だ。さんざん小泉氏を持ち上げてはやし立て、今でも小泉信者が多いマスコミにとっては、気の乗らない作業にはなるだろうが。
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