カーボンナノチューブに発癌性
カーボンナノチューブに発癌性があることが確認されたという。アスベストの発癌性が化学的な性質ではなく、その形と大きさによっていることから予想されていたとおりではあるが。
今後は、取り扱い時にアスベスト同等の防護が必要になる。また、大気中に放出される可能性がある環境では使えなくなるので、用途も大幅に制限されることになるだろう。夢の材料として多くの用途が検討されていただけに残念なことだ。ただ、アスベストやPCBのように、有害性が発見される前に広く使用されることにならなかったのは幸いだ。
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