あきはばら、あきばはら
テレビ番組で「アキバ系」の話をしているのを聞いて昔のことを思い出した。
子供の頃、「秋葉原」をどう読むかでよくふざけ半分に論争して楽しんでいた。要は「葉」と「原」のどちらを濁って読むかなのだが、これの決め手がなかった。国鉄の駅の表示のふりがなは「あきはばら」ではなかったかと思うのだが、車掌や駅員のアナウンスは「あきはばら」と「あきばはら」の両方がいた。もっとも「山手線」が「あきはばら」で、「総武線」が「あきばはら」だとか、あるいはその逆だとデマを飛ばすものもいたり、それぞれに蘊蓄のあるものがいたりして結構な暇つぶしになっていた。
肝心の地元にも両派がいてどちらか一方の肩を持つわけにもいかず、国鉄は駅名をどちらで読んでもらってもかまわないと言っていた。
さて、今は世界に冠たる「秋葉原」だが、「あきはばら」派と「あきばはら」派のどちらが優勢になっているのだろうか。もっとも、当時でも縮めて言うときは「あきば」だったので、それは今と変わらない。
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