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November 01, 2007

株価上昇は企業にとって良いことか?

少なくとも、経営状態が安定している企業にとっては良いこととはいえない。

それは株主の中での投資ファンドの比率が高くなったからだ。投機ファンドは別として、投資ファンドは配当の利回りを重視する。利回りを重視して株を買うのだが、買い進まれると株価が上昇して利回りが悪くなる。そうなれば、投資ファンドは利回り回復のため配当を増加するように圧力をかける。

しかし、利回りが回復すればまた株価が上昇し利回りが下がる。利回りが下がれば、投資ファンドは配当増を要求する。経営が不安定になり、配当増に応じられなくなるまでこれが繰り返されるのだ。

と言って株価が安ければ、大株主となって利回りの良い配当を手にしようとするファンドが出てくる。そもそも、経営が安定している企業にとって、株式の公開自体のメリットがない時代と言えるだろう。

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