額賀氏喚問は危険な賭
民主党が額賀氏の証人喚問を目指しているようだ。しかしこれは危険な賭かもしれない。
民社党が信頼性が低い情報に基づいて、情報源をふせて質問を行うと、質問者が逆に喚問される恐れがある。参院では民主党の多数で喚問を決定できるが、衆院では自民党の多数で喚問を決定できるのだから。そこで民主党の情報源を開示するよう要求されたときに、明確な答えができなければ「前原氏の偽メール事件」の再現になってしまう。
民主党は、喚問を決める前に、情報源がどれほど信頼できるのかを十分に確認する方がよい。
2007/11/28追記;
自民党が民主党の質問者を証人喚問にかける方向で動き始めたようだ。民主党が多数決で証人喚問にかける前例を作った以上、自民党も多数決で証人喚問を決めるだろう。
民主党も今更証人喚問を取り消すことはできない。それは、質問に根拠がないことを、公然と認めることになるからだ。はたしてどちらの証人がぼろを出すのか?
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