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October 10, 2007

改革という名の改悪

近年、改革という名の改悪がまかり通っている。その背景には、改革と言いさえすればそれを良いことだと宣伝するジャーナリズム、そしてそれを鵜呑みにしてしまう民衆の双方の愚かさがある。

改革と称して行われる改悪の中身にはいろいろあるが、それらのほとんどが良いことだと偽装されている。例えば、効率化という名目で行われる弱者切り捨て、成果主義という美名で行われる労働強化、民営化という旗印で行われる談合や収賄の合法化などはその代表的なものだろう。これらはすべて人間が人間らしく生きることを阻害している。そして、少子化も医師不足もその結果のひとつとして生じていることなのだ。

現代社会の問題を解決するには、いかにして人間らしく生きることができるかという問題を避けて通ることはできない。親が人間らしく生きることができる子育て環境。医師が人間らしく生きられる勤務環境。誰もが人間らしく生きられる環境。それが失われたことが問題の根幹なのだから。

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