民主党の今後
参院選で大勝利の民主党ではあるが、今後衆院選で勝利し政権を取るまでにはなすべき事が多い。
その中でも重要な事は、閣僚を務められる人材の確保だ。民主党にも閣僚経験者はいるが、内閣を構成する為には数がたりない。そこで、次の衆院選に備えて、閣僚としての実務能力が期待できる候補者を集めるべきだ。それも公募ではなく、ねらいを付けた人材を口説き落とすことだ。
民主党には、若い人材の数はいるかもしれないが、人生経験が豊かで人を動かす能力がある人材が豊富とは言えない。従って年齢にこだわらず、人間性と実務能力の両方を兼ね備えた、人間として魅力がある人物を集める努力をする必要がある。
党としての政策を精査し、実行可能な形にブレークダウンして行く作業はもちろん重要だ。しかし、それだけでは政策を実行できない。各省庁の官僚を率いて政策を実現する、実務能力に長けた人材が不可欠なのだ。
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