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August 2007

August 31, 2007

歴史教育

高校の世界史を必修から外そうという動きがあるようだ。しかしこれには賛成しかねる。歴史に関する知識は、人間として必須の素養の一部だと思うからだ。

必修の是非よりもむしろ、世界史と日本史を分けて教えることの是非を問うべきだ。私も別々に教えられたので、日本の出来事と外国の出来事との前後関係を確認するには、いちいち年表を調べなければならない。そのため、歴史上の事件の関連や背景がつかみにくく不便で仕方がない。

一国の歴史が、他国の出来事から全く独立して進むことはあり得ない。古代と現代で違うのは影響が伝播する速度だけだ。だから、歴史教科は一本化して教えるべきだと思う。一年では無理というならば、分割して2年がかりで教えればよい。

あくまで別個にと言うのは、私には歴史家のわがままとしか思えないのだ。

ゆとり教育

ゆとりのある教育ができるよう、授業時間を増やすとのこと。

今まで、授業時間に余裕が無さ過ぎたから当然。ゆとりを持って塾通いができるよう、授業を減らすのでは本末転倒。

他教科との関連を念頭に置いた教科書作りをすれば、訳の分からない教科「総合学習」など作る必要が無かったはず。昔から、教育専門家にはピントの外れた人が多い。

近頃巷に流行るもの

責任鳥

何かに付けて「責任をとれ!」、「誰の責任か明らかにしろ!」と鳴き叫ぶ。
特に、他人の責任にできそうな時には群らがって大声を出す。

August 29, 2007

朝青龍帰国(2)

それにしても高砂親方は何をしについて行ったのか?

医師がついて行くのならば理解できるのだが、親方では療養の障害になりに行くようなものだろうに。恐らく、相撲協会は医師も信用しないと言うことなのだろう。

今回の騒動を見ていると、相撲協会は自分の体面を気にするばかりで、鬱については全く無知であることをさらけ出している。同じことはマスコミについても言える。

鬱状態にある人は、何かを他人と議論するきになれるはずがないし、まして記者会見などできるはずもない。仮病ではないかとの勘ぐる人達も多いが、鬱状態にある人は仮病を使っているように見えることも多いのだ。だから病状の判断と、治療の要否は医師に任せるべきだ。素人のうがった見方など有害無益と知るべし。

秋の長雨

八月が終わらないうちから、早くも秋の長雨。

例年は9月中旬からだが、今年は夏が短いのだろうか?
そういえば、梅雨明けも遅かった。

朝青龍帰国

朝青龍がようやく帰国療養できるようになった。何か行っておこなくては体面に関わるという、狭い了見の人もいるようだが、精神的に疲れ果てた人には、つべこべ制約を付けずに療養させてあげるべきだ。

相撲協会は長い間、一人横綱の朝青龍に負ぶさってきたことは否定できない。だからこそ、これまでは朝青龍が慣例とは異なることをしても知らぬ顔をして何も言わずにきた。それが白鵬が横綱に昇進したとたん、あれこれと文句を付け始めたわけだ。

朝青龍は去年の秋場所頃から、相撲ぶりにどこか集中力と切れを欠く様子を見せ始めていた。今から考えれば、疲れを感じ始めていたのだろう。日本生まれではない朝青龍にとって、一人横綱として相撲を支え続けることがいかに大変なことであったか、それは日本人にとっては恐らく想像を絶するものだったろう。だからこそ、短期間の帰国などでのリフレッシュが必要だったのだ。

そうして精神的な疲労と戦っていた朝青龍にとっては、相撲協会の関係者やスポーツジャーナリストからの、思いやりのない言葉がだめ押しになったことは想像に難くない。

今は何も言うべきではない。何も制約を付けずに、そっと見守るべき時だ。

朝青龍に対する心ない言葉は、白鵬にとっても重圧となるはずだから。

August 28, 2007

第2次安倍内閣への期待

何もしなくて良い。

国民が迷惑することさえしなければ。

August 27, 2007

ニュースタイル? オールドスタイル?

今度は党内融和目的の派閥均等型人事。

安倍氏のニュースタイルは自民党のオールドスタイルの様子。お友達内閣の批判をかわそうと桝添氏を加えたが、見え透いて新味に乏しい。権力にすり寄るのが好きで利に賢い小池氏や高市氏にも見捨てられ、各派閥の幹部達に頼らざるを得なくなったのは分かるが。

ただ、ベテランが多いので閣僚のボロが減ることは期待できそうだ。むしろ、安倍氏本人と麻生氏が危ないかもしれない。

桝添氏もやはり・・・

格好良く安倍氏批判をしてみても、大臣のポストを見せられればとたんに尻尾を振ってしまう。

桝添氏もまた、その程度の人物ということだ。

August 25, 2007

沈む船からネズミは逃げる

安倍丸から、ネズミが一匹逃げ出した。

次のネズミは誰だ?

一回限りの入閣で満足するものはともかく、そうでない者は入閣辞退する可能性がある。
入閣辞退者の顔ぶれに興味が湧く。

補足;
タイトルは、その航海で難破して沈没する船からは、出港前にネズミが逃げ出すと言う船乗りの言い伝えから。

小池氏が方針変更

外遊前は続投に意欲満々だった小池氏が、防衛相退任の意向を安倍氏に伝えたという。

留任は無理と見ての方針変更であるのは間違いない。前任者時代の機密漏洩の責任を取ると言う口実で、潔さを演出しようとの意図だろうが、そううまくはいかないだろう。小池氏自身が引き起こした混乱の責任は取らないうえ、自分の人事案が通らなかったことへの不満表明とも受け取れるからだ。

さらに、テロ特措法の審議不調で経歴に傷が付くのを避けようという狙いもありそうだ。

August 24, 2007

北朝鮮の新要求

北朝鮮がとうとう、テロ支援国家指定解除要求を持ち出してきたと報道されている。

これは、北朝鮮にとっての最後の切り札と言えるものだ。だから簡単には持ち出さないと思っていたのだが、他に持ち出せる条件が見つけられなかったのだろうか。それとも、2枚目の切り札を見つけたのか。

ブッシュ政権にとって指定解除は絶対に譲れないと見て、核開発放棄を避けるために持ち出したのだろうが、米国が簡単に譲歩した場合はどうするのだろう。外交成果を焦るブッシュ氏が、譲歩する可能性が皆無とは言えないだけに、北朝鮮は大きな賭に出たと言える。もし米国が要求をのんだ場合、北朝鮮はかえって困るのではないかと思うのだがどうだろう。

ブッシュ氏の歴史認識

ブッシュ氏が太平洋戦争後の日本占領とイラクへの米軍駐留を同列に論じて、イラク駐留を正当化しようとしているらしい。

米軍の占領によって日本が民主化されたから、イラクも米軍の駐留によって民主化できるとの主張のようだ。しかし、それは現在のイラクと当時の日本の根本的な違いを無視している。

現在のイラクは、内部に民族的、文化的な対立を抱えているのに対し、当時の日本にはそのような内部対立はなかった。また、当時の日本には宗教的反感もなかった。それこそが日本で内戦が起きず、イラクが内戦状態になっている原因だ。

そこに目を向けずに、ただ米軍の駐留こそが民主化(キリスト教的民主化という方がよいが)できるというのは間違いだ。キリスト教的民主主義を、そのままイスラム教社会に押しつけてもうまく行くはずがない。まず、各宗派が受け入れることが可能な、イスラム教的民主主義を定義するところから始める必要がある。さもなければ、イラクの混乱を沈めることはできず、イスラム教とキリスト教の文化的対立は深まるばかりだろう。

August 22, 2007

省庁新設

省庁が統合されてまだ間もないというのに、省庁新設の動きが出ているそうだ。

国交省が観光庁を、文科省がスポーツ省の新設を目指すという。ポストと権益の拡大を目指すのは、官僚と国会議員の足並みがそろうことらしい。

行政改革は既に過去のことか・・・・。小泉氏も既に過去の人らしい。

ブッシュ氏がイラク首相の指導力に不満

ブッシュ氏がマリキイラク首相の指導力に対して不満を表明したそうだ。

ご自身の指導力に対してはどうなのだろう?

また、安倍氏の指導力については?不満を示すほどの価値もないか・・・。

中川氏、大連立を提唱

自民党の中川氏(幹事長)が自民・民主の大連立を提唱し始めたようだ。

中川氏HPの該当記事へのリンク

以前から見識のない人だと感じているが、参院選で大敗し、安倍氏では政局運営ができないと見ての大連立指向であれば情けない限りだ。仲良し内閣を国会全体に広げたい、中川氏HPの記事を読むとそんな印象を受けるのだが・・・。

それはともかく、歴史的に見ると大連立は好ましくない結果を生むことが多い。理由は、有力な対立勢力が無いためなれ合いになりがちで、政策的にも大政党の都合に合わせた独善的なものになりやすいからだ。その結果国民に不満が鬱積し、それが極右や極左の政党の台頭をひきおこし、全体主義体制に陥った前例がいくつもある。大連立は良い結果より悪い結果の方が多いのだ。

August 21, 2007

小池氏の外遊

こんな時期に小池氏がインド・パキスタンへ外遊。どうやら海上自衛隊のインド洋での活動を、褒めてもらいに行った様子だ。両国とも多少の飴をやれば、それぐらいのリップサービスはしてくれるだろう。

それを手柄に再任を迫る魂胆だろうが、それを手柄と見てもらえるかは大いに疑問だ。小池氏も、全体に発想が幼稚でいけない。「私はよい子だから先生に褒めてもらったの」、手法が政治の世界で通用するはずもないだろうに。

もう用済みの旧細川ギャル、旧小泉ギャル達には、退場してもらう方が世の中の為になる。

国際標準!、国際標準!

何かというと国際標準に合わせよ、と言う声がする。しかしそこで言う国際標準とは、米国流であったりヨーロッパ流であったり、はたまた単に自分に都合がよいどこかの流儀であったりすることが多い。欧米先進国では一般的と言っても、それはキリスト教流であると言うことだったりする。

我々は、国際標準と言われた時、その中身を吟味して、それが誰にとってどんなメリットがあるかに留意しなければならない。国際標準という言葉が、それを主張する者にとって都合の良い何かを、他人に押しつける為に利用されていることが多いからだ。

また、日本人が日本国内で日本人流を貫くことに不都合があるはずもない。

そしてここに一つ、世界に誇る日本人流がある。それは他国に武器を向けないことだ。他国に武器を向ける国は信頼されない。

August 19, 2007

それがどうした?

フランスの歴代大統領の決めぜりふは「それがどうした?」。

愛人がいることについて質問されて、「それがどうした?」。
隠し子がいることについて質問されて、「それがどうした?」。

先輩達に倣って、サルコジ氏も
資産家の知人に丸抱えしてもらった休暇について質問されて、「それがどうした?」。

これが通るのは、政治的能力に問題がなければ、私生活に多少の問題があっても許されるお国柄であればこそだ。

翻って日本ではどうか?
吉田茂氏から佐藤栄作氏までならそれで通せたかもしれないが、現在の政治家では「それがどうした?」、と言えるだけの自負を持つ人は皆無だろう。

こんなものが有れば(車載用メモリーオーディオ)

シガーライターのソケットから電力を取る、FMトランスミッターが販売されている。これはこれなりに便利ではあるのだが、いっそのことメモリースロットと再生機能まで内蔵してはどうだろう。

プレーヤーの電池切れの心配がないし、コードがじゃまになることもない。また、メモリーカードを複数差し替えて使えば、持って行く曲数はいくらでも増やせる。

August 18, 2007

株価乱高下(2)

8/17は日本市場で暴落した後、米国の緊急利下げで急反発。狼狽売りで損をした人、押し目買いでもうけた人それぞれだろう。

しかし、現状は穴が空いた風船に空気を送り続けてふくらませているような状態だ。これがいつまで続けられるのか、あるいは続けることが長期的に見てよいことなのかは分からない。

かつて、日本は土地バブルを長引かせて傷を深くした。現在の債権バブルを長引かせるのがよいのか、これ以上傷が深く広がらないうちに断ち切るのがよいのか、いったいどちらなのだろうか。

August 17, 2007

熱中症対策、塩分補給もお忘れ無く

遙か昔になった学生時代のこと。

体育の授業で水泳をしたが、プールの水温が高かったので大量に汗をかいたようで、授業後に非常にのどが渇いたことがある。水を大量に飲んだのだが、のどの渇きは止まらず、かえって気分が悪くなってしまった。これは塩分不足だと考えて、学食に行き塩をもらって舐めたところやっと喉の渇きが止まった。

その後しばらく木陰で休んでやっと体調が回復したが、軽度の熱中症だったのだろう。一つ間違うと危ないところだった。

水を飲んでも喉の渇きが止まらない時は、塩分補給もお忘れ無く。

そういえば、運動部の連中が練習後にレモンの塩漬けを舐めていた記憶もある。

防衛次官騒動(3)

安倍氏がやっと動いたが、不適切な閣僚人事のリストにまた一行が加わった。

今回の低レベルな言い争いで、小池氏は省庁を所管する大臣として不可欠な、人を動かす能力が欠如していることを露呈してしまった。これでも改造内閣で小池氏にポストを与えれば、今度は安倍氏の人事能力の欠如が再び指弾されるだろう。

さて、安倍氏はどうする?

補足;
小池氏も、訪米で日本初の女性首相候補ナンバーワンなどとおだてられて舞い上がったのかもしれない。しかし、こんなもめ事を起こしているようでは、適材適所と言った本人が適材でなかったと言ってよい。一から出直すべきだ。

政策の前に政治姿勢を

安倍氏は盆休み返上で政策を考えているそうだ(読売新聞)。

政策を考える前に、まず政治姿勢について考えてほしいのだが・・・・。

August 16, 2007

読売新聞が大連立を提唱

読売新聞が8/16付け社説で自民・民主の大連立を提唱している。しかし私は大連立には反対だ。

そもそも、議会制民主政治は拮抗する勢力の与野党があって初めて十分に機能する。圧倒的大多数の与党による議会は、戦前の大政翼賛会に見るごとく健全な討論を阻害し、多くの物事を国民の目から隠してしまう。衆参両院のねじれにより正常な政治が行えないとの主張もあるが、与野党が公開の場で議論を戦わせて、最善の妥協点を見いだすことこそ議会制民主主義の要諦なのだ。

しかし、大連立は密室での取引を容易にし、議会制民主主義を不健全なものにしてしまいがちだ。だから私は大連立に反対する。

防衛次官騒動(2)

携帯にかけても出ないなどと、なにやらそりが合わない男女間の痴話喧嘩めいてきたような・・・・・。

どちらの言い分も程度が低く、政治のレベルの話ではない。今の日本の政治家の知的水準の低さを示す例がまた一つ。

安倍氏の取るべき手段としては、両方とも首にするのがベストだが、さてどうする。

August 15, 2007

空き教室の活用法

児童数の減少で、都会地の小中学校には空き教室が多くある。それを趣味の為に使える作業場やアトリエとして貸し出すのはどうだろう。

一人で一教室全部は広すぎるだろうから、幾つかに区切って月極で安く貸せばよい。自宅が狭くて、趣味の作業用スペースに苦労している人が多いだろうから、賃貸料次第では需要は十分にあると思う。もしも教室の6分の1から4分の1の賃料が、電気代は別にして1万~1.5万円/月であれば私は借りたい。作品を見せ合いながら談笑できる共通スペースがあればさらによい。

特に、これから増加する定年退職者には喜ばれるのではないかと思うのだがどうだろう。

防衛次官騒動

安倍氏を差し置いて、小池氏が独断で次官人事を行おうとした今回の騒動。安倍氏が閣僚からもなめられていることを象徴する事件だ。

これほど軽視された安倍氏が、次の内閣でも小池氏を閣僚に再任するとしたら、安倍氏には不本意な閣僚を更迭する力もないと言うことだろう。

戦場で国旗を見せたがるだけでなく、閣内の管理能力があることも見せてほしいものだ。

追加;
民間会社の部課長が部下とこれほど(社外から分かるほど)もめたら、部課長は部下の掌握能力不足、部下は不従順という理由で、双方とも配転が普通だろう。

それになぞらえると、社長(安倍氏)が不手際を露呈した部長(小池氏)を叱責せず、配転もできないというのは情けない話だ。

August 14, 2007

安倍氏、パル判事遺族と面会

また、寝た子を起こすのか?

安倍氏のこれまでの言動ゆえに、周辺国や旧連合国の反日派を刺激するのは必定。
性懲りのないことだ。

学習能力がないと言われても仕方があるまい。

農業の省力化

農業の省力化と言っても、粗放化と言うことではない。

これまで、日本の農業は労働集約化を基本としてきた。このため、手間暇をかけて作物を作ることをこだわりの農業と言って賞賛する。しかし、農業の高齢化が進み、農業従事者も減少の一途をたどる今、こだわりの農業を賞賛するだけでよいのかどうか疑問がある。

一つの例をぶどうにとって見よう。日本では種なしぶどうが普及しているので、ジベレリン処理による種なし化が当然のように行われている。これに対して、欧米では皮も種もそのまま食べられるぶどうが普及している。これを比較すると、日本の場合は一つ一つの房をジベレリンで処理するという余分の労働が必要だと言える。もちろん、欧米の丸ごと食べられるぶどうは、そのために品種改良されたものであることは言うまでもない。つまり、日本の場合は手間をかける方向で改良が行われ、欧米の場合は手間をかけない方向で改良が行われたことになる。

かつての農村の労働力が潤沢であった時代とは異なり、高齢化と都市への人口集中によって農村の労働力は不足している。そんな現状を考えると、省力化を可能にする技術と品種の改良がもっと積極的に進められて良いと思うのだがどうだろうか。

品種改良案(思いつくまま);
1.丸ごと食べられるぶどう(日本の気候向きに改良する)。
2.種ごと食べられるスイカ(薬剤処理が不要なもの)。
3.柵や棚なしで栽培できるメロン類。
4.バイオエタノール原料用作物(特に稲の裏作として栽培できるもの)。

August 13, 2007

渋滞の最後尾につく時(追突回避法)

また、渋滞の最後尾で追突事故が起きた。

高速道路で渋滞の最後尾で追突されない為、私はいつも以下のようにしていた。これでも、確実に追突事故を避けられるわけではないが、その危険を減らすことはできると思っている。

1.渋滞の最後尾が見えたら、直ちにハザードランプを点灯する。可能であれば走行車線に移動する。
2.後続車の様子をミラーで確認しながら速度を落とす。
3.後続車がハザードランプを点灯し、減速するのを確認できたら、徐行で最後尾に近づく。
4.サイドミラーで、後続車のさらに後方の動きを確認する。車線内で左右どちらかに寄ると後方を見やすい。
5.2~3台後ろまで減速するのを確認してから、車間距離を詰めて停止する。
6.後方が確認できない時は、車間距離を1車長ほど開けておき、しばらく時間をおいてから車間を詰める。
7.停車中も前方とバックミラーを同時に見て、常に後続車の状況を注視し続ける。

補足;
1車長ほど前方をあけておけば、後方で追突事故が発生しても逃げる余地が確保しやすい。
走行車線であればいざという場合にも路肩に逃げることができる。
3車線以上ある場合、中間の車線は逃げ場がないので避ける方がよい。

August 12, 2007

テロ特措法

テロ特措法に関する議論が少しずつ盛り上がってきた。様々な立場から議論されるのは大いにによい事だ。

問題の要点の一つは、アフガニスタンやイラクでの戦争を正義の戦争と見るか、アメリカの就中キリスト教徒の反イスラム戦争と見るかだろう。どちらの戦争についても、キリスト教側に立って見るか、イスラム教徒側に立って見るかで状況は全く異なってしまう。

これらの戦争には、キリスト教原理主義とイスラム教原理主義の衝突という、宗教戦争の側面があるからだ。また、西欧キリスト教国民と中東イスラム教国民が互いに伝統的に持つ恐怖と反感も見逃すことが出来ない。特に、米国の多数宗派であるプロテスタント(新教諸派)の教義は、その根底に原理主義的要素を含んでいる。我々は、この点についても細心の注意を払って判断する必要がある。

日本においてテロ特措法に賛成する人達には、正義の戦争というキリスト教徒側の立場を単純に鵜呑みにしている人が多いように見えるし、反対する人達には戦争に荷担したくないと言う思いを単純に抱いている人も多いように見える。

日本人には無条件にキリスト教的的価値観を受け入れ、それを世界標準だと考えて、その立場からしか判断できない人が多い。しかし、神の絶対的正義を教義とするキリスト教やイスラム教の考え方にとらわれていると、問題の本質を見逃してしまう。そのどちらにも属さない我々は、異なった価値観を許容する仏教などの多神教的考え方に基づいて、日本の取るべき道をを探る事も必要だと思う。

August 11, 2007

逃走車の交通事故

検問を突破したり、パトロールカーに追跡されたりして逃走中の車による死傷事故が多い。

これらの殆どは、逃走車が交通規則を無視した為に発生している。つまり、事故の危険がある事は当然承知の上で無謀走行をしたと言って良い。従って逃走車の事故には、危険運転致死傷罪を適用すべきではないだろうか。

危険運転致死傷罪を適用しても、逃げる権利の侵害にはならないはずだ。

August 10, 2007

株価乱高下

証券会社の専門家達、心配ないと言いながら顔が引きつっている様に見える。端末に張り付いていられる人以外は、手じまいが賢明かも。

昔、証券会社勤務の知人から、専門家の推奨の逆をすれば儲かると言われた事を思い出す。

理由は、専門家はの予想は常に外れるからとの事。言った本人が当の専門家だったので、信頼性抜群と大笑いした。

最低賃金引き上げ

最低賃金の引き上げは中小企業の経営を圧迫するという。単純にはそうだろう。

しかし、それには対策がある。大手企業が、下請けの中小企業に支払う単価を引き上げさせればよい。外国人の株主に配当するよりも、国内の中小企業従業員の所得を増やす方が景気刺激効果は大きいはずだ。

大企業の好景気と、中小企業の不景気が同居する現状を打開し、全体を安定した好景気に導くためには、中低所得層の可処分所得を増やす方策が不可欠だ。それは回り回って税収を増やし、また年金原資も増やす事になる。

August 09, 2007

燎原の火

燎原の火のごとく反乱が広がる自民党。安倍氏が退陣しなければ党の分裂すらありそうな状況だ。

安倍氏としては米国の支援がほしいところだろうが、ブッシュ氏にその力はありそうもない。

TVドラマではアブラゼミがミンミンと鳴く

たまたま毎日テレビにチャンネルを合わせた時に放送していたドラマで、画面にアブラゼミが大写しにされていた。しかし鳴き声はミンミンゼミのもの。どうやらいい加減な番組作りは、ワイドショーだけではなく全般らしい。

どうせ下請け制作だろうが、安かろう悪かろうと言う事か。この分では、画がキリギリスで音はスズムシと言う事もありそうだ。

August 08, 2007

偉いゲイノウジン、みの氏は謝罪しない

朝ズバの不二家についての問題報道(捏造報道という方がよい)について、放送倫理委員会から不適切との見解が示された。

放送局は形式だけとはいえ一応の謝罪をしたが、放送中で不適切発言を連発したみの氏は、よりよい放送に努力するとのコメントをアナウンサーに読ませただけで謝罪はしなかった。どうやら偉いゲイノウジンであるみの氏は、尻馬に乗ってどんなでたらめな発言をしても謝罪する必要は無いようだ。

自民党内独裁制の崩壊

小泉氏が推し進めた、党総裁の政策への反対は許さないという、共産党まがいの党内独裁制が崩壊し始めたようだ。

特に安倍氏の代になってから、森氏や中川氏などの党幹部から露骨な独裁推進発言が続き、自民党の活力が失われてきていたので、流れが変わるのは自民党にとってよい事だ。今回の参院選の敗北をきっかけに再び自由な発言が出始め、人事だけでなく、党政策に関しても多彩な意見が出され、それらの間で活発な議論が行われるのは好ましい。

党総裁とは異なる意見を出す人達が増える事を、派閥政治復活と短絡して考える風潮が強い。しかし、党内で幅広い議論が行われる事が、自民党の活力と柔軟な適応性を支えていた事を考えると、それはむしろ好ましい。少数者による独裁が衰退と没落をもたらす事は、共産主義国家の例を引き合いに出すまでもないだろう。

August 07, 2007

ICレコーダー

ICレコーダーを購入した。

MDはデーターハンドリングの面倒さ、特に自分で録音したデーターをパソコンにデジタル転送できない点を煩わしく感じていた。しかし、最近のICレコーダーではコピー&ペーストができるので快適だ。以前のICレコーダーと違い、最近のものはmp3形式で録音できるので、ファイルを変換する手間も必要ない。

内蔵マイクを使った録音の音質に懸念があったが、鳥の鳴き声で試してみたところでは高音までぼけずに録音できている(注1)。大半の録音は、外部マイクを使わなくても良さそうだ。操作も簡単なので、趣味で合奏や合唱を楽しんでいる人が、練習の記録を取るには最適だろう。

ライン入力機能やオーディオファイルの再生機能もあるので、CDから取り込んだものを皆で聞いて参考にするのにもうってつけだ。その場合は、携帯式のアンプ付きスピーカーを使えばよい。

(注1)録音条件;44.1kHz,128kbps,mp3

August 05, 2007

原爆症認定基準の見直し

安倍氏が原爆症認定基準の早期見直しを表明したという。幾つもの判決で現基準が不適切とされたので、当然のことだが歓迎したい。

ただ、最高裁判決で基準が不適切とされた、水俣病の認定基準は放置されたままになっている。最高裁の判決は法律と同じと見なされるべきものなので、これは政府が不法行為を行っていると言っても良い。こちらも早期の見直しを望みたい。

Vista値下げ

日経の記事によれば、マイクロソフトは中国での Windows Vista の価格を3分の1に下げるそうだ。高すぎて正規版を買える人が少ないのが、海賊版蔓延の原因と見てのようだ。

中国で下げられるのであれば日本でも下げられるはず。今の価格は不当に高いと思っているので、日本の価格も3分の1に下げてもらいたいものだ。

テロの拡がり

米国は対テロ戦で負けつつあるように思う。

従来から自爆攻撃が日常的であったイラク、アフガニスタンに加え、パキスタンでも自爆攻撃が増加し始めた。米国は、自国民や自国資産に対する攻撃でなければ意に介さないのかもしれない。しかし、イラクでもアフガニスタンでも親米政権は崩壊の兆しを見せているし、パキスタンでもまた同じ道をたどり始めているように見える。

全世界的に見ればテロは明らかに増加しており、テロを撲滅すると言う米国の宣言は今やむなしい。テロあるいはサボタージュは、権力に対する民衆の抵抗の手段として用いられてきた。攻撃される方から見ればテロであっても、攻撃する側からはレジスタンスだ。

弾圧は敵意を増やし、反対勢力を増やすだけだ。敵意の根元を理解し、それを和らげなければテロは根絶できない。米国が今のやり方を続ける限り、テロは世界中に広がり続けるだろう。

JR西社長の不適切発言

JR西の社長が被害者への説明会で、国交省の事故調を「ひよっこ」呼ばわりしたという。事故調を馬鹿にしている本音がうっかりと出てしまったのだろうが、何とも思い上がった態度だ。

この分では、事故調の報告でどんな勧告がなされても形式的に従うだけで、本気で改善に取り組む気は無いのだろう。現在の経営幹部も総退陣させて、外部の人材を入れなければ再び大事故が起きそうだ。

August 04, 2007

韓国人人質事件

アフガニスタンでの韓国人人質事件は長引きそうだ。

大航海時代、ヨーロッパ人の宣教師達は危険を承知の上で異教の地へ出かけていった。今でも、紛争地域で奉仕活動を行う修道士や修道女達は、危害を加えられたり殺されたりする事もあり得る事を受け入れた上で出かけていると聞く。それに較べると今回人質になっている韓国人は、写真を見る限りではいかにもお気楽に見える。

韓国にはキリスト教系の新興宗教やカルトが多い様だ。これらの教団では、信者集めの手段として観光を兼ねた外国での奉仕活動を利用しているのだろう。日本にも似たような教団があるだろうから、同様のトラブルを防止する為の監視あるいは監督が必要かもしれない。

いずれにしても、紛争地域に出かける場合は、殺される事もあり得るという覚悟が必要だ。

黒い商品の流行

黒い商品がよく売れているそうだ。景気回復に伴った、高級品志向の拡がりからではないかとの意見もあるようだ。

黒に対する私のイメージは、
良いイメージ; 格調、重厚、高級
悪いイメージ; 虚勢、虚栄、不安、安物

景気が良い時には黒い車がよく売れるから、景気が良くなるという説がある反面、景気が悪い時には黒い衣料品がよく売れるので悪くなるという説もある。大企業の好景気と中小企業の不景気が共存し、所得格差も拡大している世相を反映しているのかもしれない。

クマゼミ

大阪ではクマゼミが大発生しているそうだが、神戸の私が住む辺りでは昨年、一昨年と較べると半分以下のようだ。今年は木の枝で、とまる場所の奪い合いをする事もないし、窓を開けたままでもテレビの音声を聞く事ができる。どうやらクマゼミの発生状況は、地域によって違いがあるらしい。

クマゼミが増えているとは以前から言われている。その原因には市街地の温暖化があげられる事が多いが、私は公園や街路樹の樹種も関係しているのではないかと思っている。クマゼミが多く集まる樹は、まず第一に楠であり、ついで桜や欅ではないかと思っている。そして、これらの樹は緑化に伴って市街地に増えている。つまり、クマゼミが好む樹種の増加も原因の一つではないかと思うのだ。

子供の頃のセミの記憶も、特定の樹種と結びついたものが多い。ニイニイゼミは杉やサワラ、アブラゼミは青桐、ツクツクボウシはサルスベリ、そしてミンミンゼミは桜などだ。私の例は極端だと思うが、都市部に限って言えば、セミが好む樹種の増減がセミの発生数にも影響しているというのは間違いだろうか。

August 03, 2007

民主党の今後

参院選で大勝利の民主党ではあるが、今後衆院選で勝利し政権を取るまでにはなすべき事が多い。

その中でも重要な事は、閣僚を務められる人材の確保だ。民主党にも閣僚経験者はいるが、内閣を構成する為には数がたりない。そこで、次の衆院選に備えて、閣僚としての実務能力が期待できる候補者を集めるべきだ。それも公募ではなく、ねらいを付けた人材を口説き落とすことだ。

民主党には、若い人材の数はいるかもしれないが、人生経験が豊かで人を動かす能力がある人材が豊富とは言えない。従って年齢にこだわらず、人間性と実務能力の両方を兼ね備えた、人間として魅力がある人物を集める努力をする必要がある。

党としての政策を精査し、実行可能な形にブレークダウンして行く作業はもちろん重要だ。しかし、それだけでは政策を実行できない。各省庁の官僚を率いて政策を実現する、実務能力に長けた人材が不可欠なのだ。

August 01, 2007

政策論議以前

産経新聞と読売新聞は、今回の選挙で政策論議に踏み込まなかったと言って民主党を非難している。確かに、選挙中に政策論議がされなかったのは事実と言える。しかしそれは、政策以前の失態を繰り返した安部政権の自業自得というべきだろう。

担当分野の政策を議論するだけの力量も人格も無い人物を、閣僚や党幹部に就けた事がそもそも間違いであり、失態の原因である。そして、そのような者をその地位に就けたことは安倍氏自身の失態である。そのような政策以前の失態が多すぎた事が、選挙戦で政策論議が盛り上がらなかったことの主たる原因である。

代わりに議論されたのは、安倍氏の人を見る能力と、危機処理能力であったが、安倍氏はどちらも国民が一国を委ねるに値する能力を持たない事を、民主党からの批判を待たずに自ら露呈してしまった。この、一国を委ねるに値する能力を持たないと言う事が、今回の参議院選挙の結果をもたらしたのだ。

自惚れと依怙地だけでは一国を統治する事はできない。安倍氏は自分の能力不足を率直に認め、優秀な参謀または番頭役を登用すべきだ。そして、彼らからの助言は、たとえそれが意に添わないものであっても、謙虚に受け入れる事を奨める。

蝉の鳴き始めが早い

今年は蝉の鳴き始めが、例年より早い。

六月中からクマゼミが鳴き始めたかと思うと、梅雨明け前にヒグラシが鳴き始めた。それに加え、今日(8/1)からはツクツクボウシも鳴き始めた。いずれも例年より十日程は早い。

何が蝉たちをそうさせているのだろうか?

遅すぎる更迭

自壊の足を速める安部政権。今更赤城氏を更迭しても、安倍氏の指導力と決断力の無さを強調するだけだ。補佐官の助言を聞かないのか、補佐官も無能なのか。

せめて年末まで持ちこたえて、自分の不始末の後始末をしてほしいと言う麻生氏や小沢氏の願望に反して、秋まで持ちこたえられるかどうかも怪しくなってきた。2月に、安部政権は夏が越せるのかと皮肉を込めて書いたが、それが現実になりかねない情勢だ。

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