6カ国協議の今後
6カ国協議の動向は、北朝鮮の目論見通りに進んでいるようだ。
今後、米国の金融制裁解除不履行を理由に各施設の停止を拒否し、テロ支援国家指定解除との取引を持ち出してくるだろう。
また、日本に対しては拉致問題や従軍慰安婦問題を口実に、6カ国協議からの日本外しと植民地支配に対する賠償との取引を狙ってくるだろう。日本が靖国神社問題や従軍慰安婦問題を抱えている限り、北朝鮮にとって拉致問題は6カ国協議での交渉上何の障害にもならないからだ。
ブッシュ氏と安倍氏がこれに対処できるか大いに疑問だ。
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