大相撲を盛り上げるには
初場所も千秋楽。だが、今場所も盛り上がらないまま終わってしまった。
原因が朝青龍にライバルがいないためであることは歴然としている。それは大関陣が不甲斐ないためだという人も多いだろう。しかしなぜ大関陣が不甲斐ないのかについては原因がはっきりしている。
ここ何年も、頭角を現してきた若手が大関に昇進したとたんに体を痛めてしまうことが続いている。このために大関を陥落した例がいくつもあるし、昇進後めざましい成績を上げられなくなった例も多い。特に、膝や足首を痛めそれが尾を引いている例が多いので、何か対策が必要なのではないだろうか。
負傷後に無理をして回復が遅れる例が多い様に思うので、休場のさせ方を考える必要があるだろう。また、大型化している力士達が関節を痛めにくいよう強化するにはどのようなトレーニングが有効なのかなど、整形外科やスポーツ医学の専門家の知恵を借りるべきなのではないだろうか。
目先の興行の売り上げも重要ではあるだろうが、負傷後に無理をさせて有望な力士が活躍できなくなるよりも、十分な回復を待って復帰させる方が土俵が盛り上がり、長期的には得だと思う。場所数を減らすのは難しいだろうから、負傷後は医師の許可がなければ土俵に上がれない様なシステムを検討してはどうだろうか?
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Comments
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朝青龍が強いうちに、互角に渡り合える相手が出てくるといいですね。
昔から大相撲が大いに盛り上がった時期は、好敵手が並び立った時代でした。古くは栃若、柏鳳、最近では貴乃花対曙(これには兄弟人気も後押し)などなど。
大関がけが人ばかりでは当分望み薄ですね。
Posted by: 馬納戸昇 | January 22, 2007 12:27 PM
朝青龍さすがに強いです。彼の前に敵なしですね。まだまだ彼の時代が続くでしょうね。
Posted by: toshiki | January 21, 2007 08:29 PM