Olatz Zugasti
珍しくバスクの伝統音楽のCDを見つけたので買ってみた。演奏家は「Olatz Zugasti」という女性で、演奏スタイルはハープの弾き語り。
ハープはバスクの伝統楽器ではないそうなので、アイルランドを中心とするユーロトラッド系演奏家と言うべきかも知れない。だが、CDに収められているのは子守歌を中心としたバスクの民謡で、派手さは全くないがやや低めの心地よい歌声だ。
バスク語の歌詞の意味は全く分からない。タイトルの英語訳から類推するのみだが、子供に歌い聴かせる歌で、単語数が少ないので多少の見当はつく。
バスクは北のオック、南のカタロニアに挟まれているので、メロディーにはそれらの民謡の影響があるような気がする。もっとも、オック、カタロニアのどちらについても何かを言えるほどの知識はないが。
「Olatz Zugasti, Bulun Bulunka」 STCR-10 STAND OUT RECORDS/ELKARLANEAN
参考;女性デュオによるオック地方のクリスマスキャロル
「Martina e Rosina de Peira, Nadal Encara」 280E 52065 Europian Traditional Collection キングレコード
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