再び、いじめられているあなたへ
もしもこの記事を見ているあなたがいじめられているのなら、いじめられているあなたへ。
もしいじめられているなら、動けなくなる前に誰かに話そう。両親や学校の先生が当てにならないのなら、近所のじっちゃまやばあさまでもいい。長生きした人はいろいろなことを経験して、それを乗り越えてきている。そして、あなたの話を聞いて助言してくれるだろう。それが年の功というものだ。
それもいなければ電話相談がある。電話相談も気が重いなら、坊さんや教会の神父・牧師さんたちが良いアドバイスをくれるだろう。この人達は、人の悩みを聞いて助言することの専門家だから。自分から話しかけることができなくても、祭壇の前で観音像やマリア像を見ていれば心が安まるものだし、そうするうちに声をかけてもらえるかも知れない。そうしたら、心の中にたまっているものを全部はき出して聞いてもらおう。
ただし、カルトはだめだよ。食い物にされるだけだ。
一人ぼっちでいると、いくら努力しても人生の98%はうまく行かないものだ。でも力を貸し合えば、その困難の多くが乗り越えられるし夢も実現できる。だから相談できる人、自分の弱さを見せられる人を見つけよう。そして将来は人生の伴侶、つまりお互いに支え合っていける人を見つけよう。
あなたをいじめる憎たらしいあいつ達も、心に闇を抱えて何かから逃げている。そして、誰かをいじめることで力を感じて、自分の弱さから目をそらそうとしている。でもそんなごまかしは、次第に彼らの心を深く傷つけて行くだろう。彼らもまたかわいそうな人たちなのだ。
人生経験の豊かな人たちはあなたに、そんな彼らとどう向き合えばよいのかを助言してくれるはずだ。そしてそれは、いじめられるあなたといじめる彼らの両方を救ってくれるだろう。
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